Fragments of Works

仕事で便利!と思ったことや、もろもろの忘備録。さて。さてさてさて。

ワークショップデザイナー育成プログラム選考会

青山学院ワークショップデザイナー育成プログラム 16期 Advent Calendar 2014の第3日目です。

といいながら、毎日夜9時過ぎあたりから書き始めてますが(笑)。

選考会の目的(私が感じたこと)

ワークショップデザイナー育成プログラムには「選考会」があります。これを受けているときは、どきどきだったのですが、終わってから思うことはお互いのミスマッチを防ぐためのものなんじゃないかということです。

優秀な人をとるとか、いわゆる「受験」的な観点ではないという印象です。あくまでも印象レベルですけれど。出願する人はワークショップに対して、さまざまなイメージや、こういうことに役立つだろうという目論みがあると思います。

それが、実際にこのプログラムで体験できることなのか、そうでないのか。もし大きく外れる場合は、お互い「ガッカリ」します。12万(私のときの受講料)ほどと、3ヶ月間のほとんどの休日を返上で学ぶわけですから、もしミスマッチがあったら大変です。不幸です。

選考会の実際

さて、私の出席した選考会では次のようなことが行われました。


ワーク1:5人程度のグループで、コマドリアプリを使って短い動画をつくる ワーク2:短いビデオを見たあと、それについて思いつくことを制限時間のなかで書く 面接:講師の先生方と3人程度のグループ面接


これらの様子は出席者の許可を得た上で、ビデオ撮影されていました。

ワーク1では、おそらくチームで何かをすることに「大きな支障」がないか。ワーク2では、比較的短時間で自分の考えを文章化できるかどうかをチェックされたと思います。文章化といっても作家のような美文でなくても、立派な考察を求められているんじゃないと思います。考えたことを文字に変換して細かいことは気にせずに、どんどんアウトプットできるかが大事なのかなと思います。

最後の面接では、たぶん「ワークショップ」というものに対して持っている現時点でのイメージや、それをおぼろげながらどんなことに役立てていきたいのかを聞かれます。

私の場合は、エンジニアの技術情報を配信するサービスに従事していたので、彼ら、彼女らの「学び」の方法のひとつとして「ワークショップ」というものが利用できるのか、できないのか、もし利用できるとすれば、どんな方法があるのかを実際に体験して知りたいと思っていました。

この「選考会」自体もかなりおもしろいものでした。そののち、実際にクラスがスタートすると、ほんとうにさまざま分野からの人が受講していることが明らかになるのですが。

でも、この選考会のワークをやってみて「求めているものが違うな」と出願をやめる方もいるようです。ワークショップも学びの方法論のひとつであるので、向き、不向きがあります。思惑と違うことも当然ありますよね。

そして受講へ……

そしてめでたく選考を通過。これからは3ヶ月間、eラーニング、対面授業、実習の3本立ての「ちょうこってり」な学びが始まります。